情報処理競技個人の部優勝を果たした野尻さん(鹿沼商工高)

 【鹿沼】鹿沼商工高商業科3年の野尻竜司(のじりりゅうじ)さん(17)=下武子町=が、2日に行われた第30回県高校情報処理競技大会で個人の部で初優勝、団体2位に貢献した。同校は4年前に個人の部準優勝はあるが、優勝は初めてで「快挙」と学校を挙げて喜んでいる。7月22日には千葉県内で“情報処理の甲子園”でもある全国大会があり、野尻さんは「より難易度は上がるが、点数を上げたい」と張り切っている。

 同校にとって悲願だった。過去29回の大会で、個人の部優勝は宇都宮商高が26回、栃木商高が3回。そこに初めて「鹿沼商工高」の名が刻まれた。商業科の生徒が情報処理科の生徒を上回った点も評価されるという。

 競技は1部のデータベース、計算問題と2部のプログラミング、アルゴリズム(方法、手順)に分かれ、各40分。野尻さんは「得意な1部に力を入れ点数を稼ぎました。でも時間が足りなかった」と振り返り、個人優勝に「まさか」と思ったという。