ドローン(左)を使って行われたカワウソの調査

 【那須】町内の余笹川でカワウソに似た動物の目撃情報を受け、調査に取り組む「なす魚類調査クラブ」は30日、沼野井の余笹川で小型無人機「ドローン」を使った調査を行った。

 クラブ員3人とドローンの研究などを行う東京都の一般社団法人の職員ら4人が参加。動画撮影でカワウソとみられる生物は見つからなかった。

 2回目のドローン調査となった今回は、撮影した画像を専用アプリで3D化する手法を採用。草の茂みに隠れた生物も発見できる可能性が高まるという。解析には2日ほどかかる。

 10月か11月には、約20人態勢でカワウソの調査を同所周辺で1回行う予定。クラブ代表の山田正美(やまだまさみ)副町長は「今回のドローン調査の手法を秋の本格調査につなげたい」と期待した。

 ニホンカワウソは2012年に絶滅種と認定。町内では昨年8月から約25件の目撃情報があるが、アメリカミンクの可能性が高いという。

 調査は本年度、町の委託を受け4月から実施。毎週、同所周辺に3台の定点カメラを設置、映像を回収して調査を続けているが、カワウソの姿は確認されていない。