県高野連理事長に就任した神部氏=県総合教育センター

 栃木県高野連は14日、県総合教育センターで第1回部長会などを開き、新理事長に前副理事長の神部知重(かんべとしかず)氏(宇都宮工)を選出した。本年度から各県大会の決勝でもタイブレークを導入し、夏の県大会から入場料を値上げすることも決めた。

 神部理事長は54歳。足利南高から日体大に進み、鹿沼農高(現鹿沼南高)で部長、壬生高で監督などを務めた。2012年からは副理事長を務め、「歴代の理事長先生が築かれた本県の高校野球をしっかり受け継ぎ、新しい時代、新しい課題に適切に対応していきたい」と抱負を述べた。

 決勝のタイブレークは今春の選抜甲子園で適用を決めた日本高野連にならい、春季県大会から導入する。従来は決勝のみ延長十五回まで行い、勝敗が決しない場合は再試合を行うとしていた。

 入場料値上げはコロナ禍で昨年度の収入が大きく減ったことを受け、他都県の方針と足並みをそろえた。7月9日に開幕する第103回全国高校野球選手権栃木大会から一般の入場料600円を800円に上げる。中学・高校生の300円は据え置く。増収分は感染症対策などに充てる方針。

 役員改選では2018年から3年間理事長を務め、昨年度で定年を迎えた藤田光明(ふじたみつあき)氏(鹿沼商工)ら理事6人が退任。副理事長には岩嶋敬一(いわしまひろかず)氏(作新学院)が再任し、島田稔(しまだみのる)氏(宇都宮東)が新任した。

 新理事に増田清(ますだきよし)氏(宇都宮短大付)、篠原誠(しのはらまこと)氏(鹿沼)、石田達也(いしだたつや)氏(上三川)、菊地詢(きくちしゅん)氏(小山西)を選出。理事兼事務局に舘野勇(たてのいさむ)氏(宇都宮工)、会計監査に山崎好浩(やまざきよしひろ)氏(宇都宮商)が就いた。