鳥と女性を写実的に描いた作品が並ぶ草雲美術館の企画展

 【足利】緑町2丁目の草雲美術館でこのほど、企画展「草雲『四十八鷹(たか)図』と芳年『風俗三十二相』」が始まった。

 「生写四十八鷹図」は田崎草雲(たざきそううん)の数少ない浮世絵の作品。鷹を含む48種の鳥と70種の季節の花を組み合わせ写実的に描いていて、草雲の博覧強記ぶりが伝わってくる。この中には作品を発表した1859年、江戸安政期には珍しいバラを描いたものもある。

 また同作品は88年に再刊され、ジャポニスムが流行するフランスにも配本された。