ワクチン接種の流れを体験する佐藤市長(左)

 【鹿沼】市は13日までに、新型コロナウイルスのワクチン接種を26日から市内の老人保健施設3カ所で先行実施することを決めた。重症化リスクや高齢者施設でのクラスター(感染者集団)発生防止の観点から施設入所者ら約1650人を優先する方針で、特別養護老人ホームなど8カ所でも順次接種を行う。

 先行接種を行う老人保健施設は、かみつが(上殿町)、たけむらクローバー館(茂呂)、ほほえみ(今宮町)。この3カ所を含め、高齢者施設入所者の接種は嘱託医や上都賀郡市医師会の医師が巡回して行う。

 入所者以外の高齢者は市内約30の医療機関での個別接種を基本に、酒野谷の市高齢者・障がい者トレーニングセンターで行う集団接種でも対応する。

 集団接種の予約は、75歳以上は5月17日から、65~74歳は6月1日から既設の予約・相談コールセンター(0570・020・212)で受け付ける。個別接種は5月下旬から実施する方向で調整している。75歳以上(約1万5千人)には今月20日、65~74歳(約1万5千人)には同23日、16~64歳(約5万4千人)には5月以降に接種券を送付する。

 今月12日夜には、市と上都賀郡市医師会南部地区などが同トレーニングセンターで集団接種の事前確認と医療従事者向けの講習会を開催。佐藤信(さとうしん)市長や医師、看護師ら約80人が集団接種の受け付けから接種後観察までの流れや筋肉注射の手技を確認した。