過去の採用不足も影響 女性管理職ゼロの真岡市

 県内25市町職員の管理職に占める女性の割合は平均11・8%と過去最高となったものの、全国平均(13・5%)には及ばない状況が続いている。背景には、女性を登用したくても人材が不足していたり、育児などでキャリアアップに遅れが出たりする現実があるようだ。

 今年4月1日現在で管理職(本庁課長相当職以上)の女性がゼロの真岡市。16年に策定した行動計画では、20年度までに係長相当職以上に占める女性の割合を15%以上とする目標を掲げており、現在は13・4%となっている。

 同市では1990年ごろまで、一般事務職で女性の採用がほとんどなかった。同市総務課の担当者は「課長になるには、係長や課長補佐とステップを踏む必要がある。まずは課長候補になる人材を増やさなければならない」と明かす。

 また、責任が増すことを重荷に感じ昇任を希望しない女性もいたことから、「モチベーション向上を狙い、キャリアデザイン研修などを積極的に行っていく」(同課)という。