65歳以上の高齢者を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が始まり、長野県北相木村の診療所で接種を受ける女性=12日午前

 65歳以上の高齢者約3600万人を対象とした新型コロナウイルスワクチンの接種が12日、国内各地で始まり、政府によると初日は1139人が接種を受けた。第1弾として47都道府県に送ったワクチンは約5万人分。供給量が限られているため、一部の自治体に絞ったスタートとなった。

 政府はワクチンを感染対策の「切り札」と位置付けており、徐々に供給量を増やして5月から接種を本格化させる方針。ただ予約や予診を巡る混乱も懸念され、円滑な接種実施が課題になる。

 東京都八王子市は先着順で予約を受け付けた。全国的には、高齢者施設の入所者に接種する例が目立った。