日光市職員が手を合わせる中、市役所本庁舎前を通過する大嶋市長のひつぎを乗せた車=10日午後1時25分、同市今市本町

 5日に死去した日光市の大嶋一生(おおしまかずお)市長の葬場祭が10日、同市森友のJAかみつが森友ホールで営まれた。福田富一(ふくだとみかず)知事をはじめ本県選出の国会議員、県内外の首長、市内の社寺関係者、市民ら約400人が参列し、別れを惜しんだ。

 大嶋市長は今市青年会議所理事長、日本青年会議所栃木ブロック協議会会長、建設会社社長を経て、2010年に日光市議。18年の同市長選で初当選した。

 葬場祭は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため約900人が参列した前日の通夜祭と同様、一般参列者は拝礼のみを行った。

 大嶋市長と小中学校の同級生だった同市室瀬、自営業福田誠市郎(ふくだせいいちろう)さん(56)は「約50年の付き合いで人生の節目には必ず一緒にいた。自分のことは後回しで常に周りや日光のことを考える人だった。無念」と早すぎる死を惜しんだ。

 大嶋市長のひつぎを乗せた霊きゅう車は、葬儀場を出た後、同市役所本庁舎をゆっくりと通過した。庁舎前に集まった100人以上の市職員らが手を合わせて見送り、冥福を祈った。