水沼選手が東京五輪代表に決まり万歳する市職員ら=9日午後5時10分、真岡市荒町

 「真岡の誇り」「よくやった」。9日に都内で行われた競泳の日本選手権男子100メートルバタフライで真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)選手(24)=新潟医療福祉大職員=が優勝し、東京五輪出場権を獲得した。真岡市出身の五輪選手は初めてといい、市役所では特設テレビ越しに職員や市民が声援を送った。両親ら市内の関係者からは祝福の声が相次いだ。

■家族や恩師も喜び

 市役所1階では午後5時前から、特設のテレビ画面を囲んで約50人が応援し、1着でゴールすると盛大な拍手が湧き起こった。石坂真一(いしざかしんいち)市長は「感激であり誇りだ。子どもたちにも大きな夢を与えてくれた。金メダルを取って凱旋(がいせん)してもらいたい」と期待を膨らませた。

 自宅でテレビ観戦した水沼選手の父敏明(としあき)さん(52)は「ずっと頑張ってきたのを見ていたので一安心。本当によくやった。五輪で市に恩返しできれば」と万感の思いを語った。母典子(のりこ)さん(51)は「決まった瞬間、頭が真っ白になった。『メダルを取る』という目標に向かって頑張ってほしい」と願いを込めた。