男子100メートルバタフライで優勝し、メダルを手に笑顔の水沼尚輝。左は2位の川本武史、右は3位の松元克央=東京アクアティクスセンター

 競泳の東京五輪代表選考を兼ねる第97回日本選手権大会第7日は9日、五輪会場の東京アクアティクスセンターで行われ、男子100メートルバタフライ決勝で真岡市出身の水沼尚輝(みずぬまなおき)(24)=新潟医療福祉大職員=が51秒03の自己ベストをマークして2年ぶり2度目の優勝を飾り、派遣標準記録(51秒70)を大きく上回って初の五輪代表に決まった。

 県勢の五輪代表内定者はこれで7人目、競泳では2種目で内定した萩野公介(はぎのこうすけ)(小山市出身、ブリヂストン)に続き2人目。

 水沼は前半、川本武史(かわもとたけし)(トヨタ自動車)田中優弥(たなかゆうや)(新潟医療福祉大職員)に続く3番手、23秒85の好タイムでターン。得意の後半にしっかりと伸ばして残り5メートルで先頭の川本を捉え、抜き去った。

 水沼は400メートルメドレーリレーのメンバーとしても最有力候補に。前日の準決勝で日本記録と並ぶ51秒00をマークし、決勝で2位の川本も代表入りした。

 悲願の五輪出場を決め、水沼は「決勝に向けて緊張が強かった。五輪を決められてすごくうれしい気持ちでいっぱいです」と思い切り喜びを表現した。