【栃木】市は9日の市議会議員研究会で、新型コロナウイルスワクチンの接種会場への移動が難しい高齢者を対象にタクシー料金の一部助成事業を始めることを明らかにした。

 また市は同日、65歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種を19日以降、特別養護老人ホーム利用者から始めると発表した。接種券は高齢者施設入所者を除く、65歳以上の高齢者へ21、22日に郵送される。

 ワクチン接種は1人につき2回行われることから、タクシー券は会場までの2往復分の利用を想定。1回当たり500円を助成し、4枚つづりの計2千円分を交付する。市の福祉タクシー事業に登録されている市内の17事業者のみ利用が可能としている。

 対象は75歳以上の世帯約1万2千人で、集団接種の開始に間に合うよう、対象者全員に郵送する予定。予算は2500万円。国の地方創生臨時交付金を充てる。市は「集団接種や個別接種の会場への足として活用してほしい」としている。

また花きや牛肉生産者の支援事業を継続する方針を明らかにした。いずれの事業費も本年度一般会計補正予算案に盛り込み、14日の臨時市議会に提出する。