弁当とおにぎりを受け取る親子

 【那須塩原】貧困に苦しむ家庭や共働き家庭の子どもらを支援しようと、市内のNPO法人「子どもの育ちを応援する会」はこのほど、共英小で弁当の配布を始めた。新型コロナウイルス感染拡大の影響で子ども食堂が平常運営できない中、自宅で安心して食べてもらうため、豊浦中町の宴会場「榊原会館」や市社会福祉協議会と協力して弁当を作る。毎月1回配布し、今後拡大する方針だ。

 弁当は子どもが無料。大人は1個500円。同校の学区内に子ども食堂は無いため、同法人が子どもだけで気軽に利用できるよう、同校での弁当配布を企画した。同会館は、昨年から市内の学童クラブへ弁当の無料配布を行っていた縁で協力。弁当は同会館の調理場で作ることになった。

 3月下旬の配布初日は、ボランティアとして市社協職員も参加。寄付を受けた地元食材などで作られた唐揚げ弁当とサケ弁当をそれぞれ30個、おにぎり54個を用意すると、配布開始から児童と保護者が次々とが訪れ、約30分で売り切れた。