杉山のブドウ畑でブドウの生育を確認する日下さん

 【市貝】町内にワイナリー開設を目指す市塙(いちはな)、ブドウ農家日下篤(くさかあつし)さん(37)は、ブドウ増産へ向け、畑を拡張する資金を募るクラウドファンディング(CF)を開始した。県内の陶芸家やレストランなどとコラボして返礼品を約15種用意するなど、地元の魅力をPRする。800万円を目標に5月末まで支援を呼び掛けている。

 日下さんは山梨県のブドウ農家やワイナリーで修業後、2016年に帰郷して就農。町内に「ブドウ農家がつくるワイン」を醸すワイナリー設立の夢を抱き、今年は約4千本のワインを送り出す予定だ。

 ブドウ畑は杉山と芳賀町祖母井(うばがい)に計140アールあるが、30アール増やし、シャルドネ、ピノノワールなどワイン専用の欧州ブドウを生産する計画。

 現在は、自家生産のブドウに山梨県産などのブドウを一部購入して加え、足利市の醸造所に醸造委託している。醸造免許を得るには今年の倍の最低約8千本の醸造実績が必要で、自家生産のブドウを増やす必要があるため、畑と苗、資材を用意するのに必要な資金支援をCFで受けたい考えだ。