マダガスカルで意見交換した「エコロジーオンライン」のメンバーと現地住民

 【佐野】過度な森林伐採が問題化しているアフリカ大陸南東の島国マダガスカルで森の再生を目指すNPO法人「エコロジーオンライン」(植上町、上岡裕(かみおかゆたか)理事長)は15~23日、同国の4都市を訪問し、住民らと意見交換を行った。上岡理事長は「現地のニーズを踏まえて技術やノウハウを提供し、環境を守りながらエネルギー活用を担う人材を育てたい」とし、11月にバイオガスやエコ燃料などの講座を開講する考えだ。

 同国では人口増加で調理用の薪や炭の需要が高まり、ここ30年で森林が激減。上岡理事長によると、かつて山や森林は国土面積の約80%を占めたが、現在は約7%にとどまるという。このため村周辺で山崩れが頻発するなど生活に大きな悪影響を及ぼしている。森の再生は喫緊の課題だ。