宇都宮市保健所に届いた初回分の新型コロナウイルスワクチン=8日午前9時40分、宇都宮市竹林町

 県内で最初に高齢者向けの新型コロナウイルスワクチン接種を始める宇都宮市の保健所に8日、1950回分のワクチンが到着した。市は12日以降、市内41カ所の特別養護老人ホームの入所者から順次、接種を行う。

 届いたのは米ファイザー製のワクチン2箱、計390瓶。1瓶で5回接種できる。

 午前9時すぎ、運送業者がワクチン専用の段ボール箱を運び込み、保健所職員の目の前で開封。温度計で零下75度に保たれていることを確認し、引き渡した。

 職員は手袋とゴーグルを装着し、ドライアイスが敷き詰められた段ボール箱の中からワクチンの瓶が入った箱(23センチ四方、深さ3・5センチ)を慎重に取り出して保管用の超低温冷凍庫に移した。

 ワクチンは今後、小分けにして保冷バッグに詰められ、各施設へ運ばれる。各施設では嘱託医らが接種する。市は「準備が整った施設から、希望する入所者を対象に接種を進めたい」としている。