佐野市長選候補者アンケート

 【佐野】11日の市長選投開票を前に、下野新聞社は立候補している新人の行政書士高際弘幸(たかぎわひろゆき)氏(64)、新人の前市議井川克彦(いがわかつひこ)氏(64)、現職の岡部正英(おかべまさひで)氏(82)、新人の前県議金子裕(かねこゆたか)氏(58)の無所属4人に政策アンケートを実施した。市の当面の課題である災害復旧・防災や新型コロナウイルス対策など6項目について、各候補が独自の施策を示した。

 2019年10月の台風19号災害からの復旧・復興の加速化や災害に強いまちづくりに関しては、4人全員が公約に掲げている。

 高際氏と金子氏は復旧・復興に関し、県などとの連携を強調。その上で「防災ラジオの導入」(高際氏)、「防災拠点の創設」(金子氏)などを訴える。また井川氏は「川砂利の撤去を計画的に」、岡部氏は「市国土強靱(きょうじん)化計画を確実に実行する」などとしている。

 コロナ禍の経済対策について、高際氏は「収束後を視野に対策を強化する」と強調。井川氏は「一元的な経営相談窓口の設置」などを挙げる。岡部氏は「感染症対策の事業の創設」、金子氏は「新しい営業ツールの開発導入支援」などを掲げ、共に商工団体との連携の必要性を指摘する。

 「クリケットを活用したまちづくり」については、高際氏が中止を表明。井川氏と金子氏は市国際クリケット場の利活用を見直す考えを示す。岡部氏は「市民とともに盛り上げ地域活性化を図る」としており、スタンスが大きく分かれた。