公開討論会に臨む(右から)和泉氏、早川氏=6日午後7時25分、足利市有楽町

 任期満了に伴い18日告示、同25日投開票の日程で行われる足利市長選の立候補予定者2人による公開討論会が6日夜、同市有楽町の足利商工会議所北サテライトで開かれた。市の災害対策、財政運営など4テーマについて意見を交わし、論戦の模様はわたらせテレビが生中継したほか、動画投稿サイト「ユーチューブ」でも生配信された。

 討論会は市民有志で組織する実行委員会が主催。現職の和泉(いずみ)聡(さとし)氏(57)と新人の前県議早川尚秀(はやかわなおひで)氏(48)が出席した。聴衆は入れない形で行った。

 冒頭のアピールで、和泉氏は「まちづくりには足腰に当たる産業力、足利らしい表情が必要。足利にしかない歴史、自然を生かし、市独自の産業団地の整備、中橋の架け替えをきっかけにした中心市街地の活性化などに取り組んでいく」とした。

 早川氏は「歴史、文化、自然、医療など有望な地域資源を生かし、地域の特性を生かした魅力と活気あるまちづくりをしたい。県の開発力を生かした新たな産業団地の整備など、政策を総動員して都市間競争に挑む」と述べた。

 足利市の大型公共施設の更新や「稼げるまちづくり」に関し、和泉氏は「斎場、市民会館、南部クリーンセンターの順に(更新し)国の起債制度を活用するなどして乗り越えたい。稼げるまちづくりは成長一辺倒ではなく、(商売をする)若者の力を生かすイメージを描いている」と話した。

 早川氏は「大型公共施設の整備はコスト意識を念頭に必要な事業に取り組みたい。稼げるまちづくり関しては国や県の補助金、ふるさと納税を生かす。返礼品として足利ブラントの農産物、ワイン、織物などを提供したい」と述べた。