【那須塩原】市産の特別栽培米を子育て世帯に贈る「はじめてのふるさとごはん事業(子育て応援米)」で、市は今月から、農家世帯などが受け取りを辞退してコメを寄贈する意思を示した場合に生じる余剰分を有効活用し、市内の子ども食堂などを運営する団体に配る取り組みを始めた。市民の善意によって、子育て応援米の事業対象を幼児から児童生徒にまで拡大する格好で、担当する市農務畜産課は「コメの消費拡大にとどまらず、子育て支援につなげたい」としている。

 子育て応援米事業は、地元の安全安心なおいしいコメで幼児に離乳食を始めてもらおうと、2016年7月に始まった。対象は1歳6カ月の幼児のいる世帯で、減農薬・減化学肥料の特別栽培米コシヒカリ20キロ(10キロ3850円)を、2回に分けて宅配している。

 市農務畜産課によると、16年度は対象1019世帯のうち、申し込み世帯が957世帯、申し込みをせずに受け取りを辞退したのが4世帯。