「一日足利市長」となり、市内を訪れた森高さん。フジの植樹でシャベルを手にした=2013年3月、足利市迫間町

 栃木県足利市ゆかりの名曲「渡良瀬橋」で知られる森高千里(もりたかちさと)さんが5月25日、6月末の閉館が決まっている足利市民会館でコンサートを開く。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年6月から延期・中止していたツアーを「森高千里『この街』TOUR2020-22」として再開することが決まり、その第1弾の会場に森高さんが「第二のふるさと」と呼ぶ足利が選ばれた。

 1966年開館の同会館は「さよなら足利市民会館 ありがとう55年」の統一テーマで閉館までさまざまな公演を企画している。その一環として、「あしかが輝き大使」を務める森高さんのコンサートの誘致を1年がかりで進めていた。森高さんが同会館でコンサートを開くのは2013年3月以来8年ぶり。

 「渡良瀬橋」は森高さんが足利工業大(現足利大)の学園祭に訪れたことが縁で作詞し、1993年に発表したヒット曲。八雲神社や「床屋の角にぽつんとある公衆電話」など市内に実在する場所を盛り込み、遠距離恋愛と切ない別れを描いた。今回のコンサートでも思いを込めた歌唱が期待される。

 コンサートは午後3時半と同6時半の2回で、感染対策のため観客数を定員の半分程度に絞る。チケット発売は5月9日。(問)同会館0284・41・2121。