新型コロナ禍について「市民と力を合わせ難局を乗り切りたい」と話す大嶋一生日光市長=2020年4月

 日光市の大嶋一生(おおしまかずお)市長が5日急逝した。訃報が届いたのは、上中哲也(うえなかてつや)副市長が市幹部らと「市長が元気に戻ってくるまで一丸となって苦境を乗り越えよう」と誓い合った直後だった。

 落選も経験し、わずか15票差の激戦を制して市長となった大嶋氏。この3年間、力を注いだのが市の財政問題だ。財政状況が悪化した中での市長就任に、関係者からは「火中の栗を拾うようなもの」と評された。