「茂木の町並み絵巻展」の作品を持つ鶴丸光世さん(左)と妻の正子さん

 【茂木】町中心部の街並みを北高岡のデザイナー鶴丸光世(つるまるみつよ)さん(80)が約25メートルもの長さにつなげて描いたイラスト展「茂木の町並み絵巻展」が、15日から茂木の「ふみの森もてぎ」で開かれる。商店街に人が集う活気あふれる町を詩情豊かに描いた。移住者でもある鶴丸さんの目に「昭和の風景がそのまま残る町」と映る第二のふるさとを記録する営みでもある。5月9日まで。

 展覧会は昨年4、5月に開催を予定したが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期され、1年越しに実現する。

 茂木駅から北の縦町通り(県道那須黒羽茂木線)の両側約400メートルを画用紙(縦40センチ、横60センチ)46枚に描いてつなげた。絵は建物を忠実に再現。子どもたちが元気に遊び、人が働き、語らい、閉めた店はカフェや物販の店として復活。映画のロケ隊や熱気球も描かれた。かつてのにぎわいと町の息遣いが伝わる、楽しくぬくもりのある想像画だ。