約300種、3万株の植物がある栃木県日光市上三依の上三依水生植物園で、ミズバショウが見頃を迎えた。
園内の池に約1500株あり、今年は例年より1週間ほど早い3月中旬に咲き始めた。このため同園は10日からのプレオープン前に臨時開園している。
5日は池一面に白いミズバショウが見られ、水面にかれんな姿が映り込んでいた。今月中旬まで楽しめるという。このほかリュウキンカやミスミソウ(ユキワリソウ)など約20種類の花も見頃。
高宮達也(たかみやたつや)園長(76)は「コロナ禍で大変な中、純白の花を見て、心が洗われるような気持ちになってほしい」と話している。