無投票再選を果たし、支持者から花束を受け取る花塚氏=4日午後5時11分、さくら市北草川2丁目

 任期満了に伴う佐野市長選・市議選とさくら市長選が4日告示され、県内「ミニ統一地方選」の前半戦がスタートした。さくら市長選は無所属現職の花塚隆志(はなつかたかし)氏(61)=自民、公明推薦=が無投票で再選された。

◇とちぎの選挙特集

 さくら市長選は現職の花塚隆志氏のほかに立候補の届け出はなく、無投票再選が決まった。氏家、喜連川町の合併による2005年の同市誕生後、市長選の無投票は初めて。

 花塚氏は午前10時から同市北草川2丁目の運送会社事務所前を会場に出発式を行い、遊説カーで市内を巡回した。午後5時に立候補届け出が締め切られ、当選の知らせが届くと、同会場で支持者らの拍手に包まれ「ありがとうございます」と頭を下げた。

 西川公也(にしかわこうや)元農相、上野通子(うえのみちこ)参院議員、県議らが駆け付け、2期目の門出を祝福した。

 当選報告会で花塚氏は「今日一日の選挙戦だったが、遊説カー回りで手応えを感じた。多くの市民のために、働かなければならない」と決意を表明。その後、記者団を前に「無投票だったが、(1期目で)やってきたことへの批判もあると思う。現状は新型コロナウイルス対策が優先となるが、先々、地区懇談会を再開し、広く市民と意見交換をしていきたい」と述べた。

 花塚氏は後援会の要請を受けて2月に立候補を正式に表明した。市政の方向性を示す「進化プラン」の成果と継続の必要性を訴え、産業、教育、子育てなど5分野で政策を掲げた。