高際弘幸氏

井川克彦氏

岡部正英氏

金子裕氏

高際弘幸氏 井川克彦氏 岡部正英氏 金子裕氏

 任期満了に伴う佐野市長選・市議選とさくら市長選が4日告示され、県内「ミニ統一地方選」の前半戦がスタートした。佐野市長選は5選を目指す現職と新人3人が立候補を届け出て、12年ぶりの選挙戦に突入した。

◇特集「とちぎの選挙」

 佐野市長選に立候補したのは、新人の行政書士高際弘幸(たかぎわひろゆき)氏(64)、新人の前市議井川克彦(いがわかつひこ)氏(64)、現職の岡部正英(おかべまさひで)氏(82)、新人の前県議金子裕(かねこゆたか)氏(58)の無所属4人。

 市政の継続を訴え5選を目指す全国最高齢市長の岡部氏に対し、16年間続く市政の刷新を主張する3氏が挑む構図となった。

 高際氏は午前10時、同市赤坂町の選挙事務所で出陣式に臨んだ。「無所属市民党」を掲げる高際氏は、支援者を前に現職の多選を批判。「佐野に新しい風を」と訴えたほか、災害や新型コロナウイルス対応で「先頭に立って身を削って頑張る」とアピールした。

 井川氏は午前11時、同市堀米町の選挙事務所で第一声。「古い体質を壊し、市民目線の新しい佐野を」と強調し、「財政基盤を整え、若者が活躍し人口が増えるまちにしよう。キャンプブームの中で交流人口を増やし、子育て世代を呼び込もう」と呼び掛けた。

 岡部氏は午前9時、同市堀米町の選挙事務所前で行われた出陣式で第一声を放った。地元県議2人などが来賓として訪れ、最後にマイクを握った岡部氏は「市民が輝く、元気な佐野づくりをこれからも進めていく。全身全霊を傾け佐野のため尽くす」と力説した。

 午後2時から同市栄町の工場跡地で行われた金子氏の出陣式には、地元選出を含む、かつての県議仲間も顔をそろえた。市長選2度目の挑戦となる金子氏は「30年培った政治経験を生かし、市民が生活の安全安心を享受できる環境をつくる」と支持を訴えた。

 投票は11日、市議選とともに市内75カ所で行われ、即日開票される。