任期満了に伴う佐野市長選と同市議選(定数24)、さくら市長選が4日告示され、5市町長選と3市町議選が行われる4月の「ミニ統一地方選」がスタートする。佐野市長選は現職に新人3人が挑む激戦が濃厚。さくら市長選は無投票の公算が大きくなっている。投開票はいずれも11日。

■佐野市長選・市議選

 佐野市長選は5選を目指す無所属で現職の岡部正英(おかべまさひで)氏(82)のほか、いずれも無所属新人で前県議の金子裕(かねこゆたか)氏(58)、市議の井川克彦(いがわかつひこ)氏(64)、行政書士の高際弘幸(たかぎわひろゆき)氏(64)の計4人が立候補する予定で、12年ぶりの選挙戦となることが確実な情勢。市政の継続か刷新かが問われる。

 各氏は2019年10月に発生した台風19号災害からの復旧・復興の加速化や新型コロナウイルス対策などを公約に掲げており、活発な論戦が期待される。

 市議選は現職18人と新人7人の計25人が立候補を予定し、1人オーバーの少数激戦となる見通し。政党別では自民、公明が各3人、共産2人、立憲民主1人で、残る16人は無所属。地域別では佐野16人、田沼6人、葛生3人となる。

■さくら市長選

 さくら市長選に立候補を表明しているのは、再選を目指す無所属の現職花塚隆志(はなつかたかし)氏(61)=自民、公明推薦=のみ。現時点で他に出馬の動きは見えず、2005年の同市誕生後初の無投票となるか注目される。花塚氏は後援会などの要請を受け、2月に立候補を正式表明した。新型コロナ対策や、市政の方向性を示す「進化プラン」の継続などを公約に掲げる。