図書館建設候補地となった土地区画整理事業地

 【益子】県内自治体で唯一未設置の図書館を町に整備するため、住民らでつくる町図書館基本構想検討委員会が提示していた4カ所の建設候補地を巡り町はこのほど、町役場周辺の土地区画整理事業地内とすることを決めた。新たに立ち上がった町図書館基本計画策定委員会が2月、にぎわいの創出や防災面から町役場周辺が望ましいと判断。策定委の意見を踏まえ、町も総合計画との整合性や財政負担の観点から決定した。町は総事業費を約15億円と見込み2024年度に着工、25年度の開館を目指す。

 検討委は19年1月に発足し、先進地視察やグループワークを実施。20年3月に町図書館基本構想検討報告書を大塚朋之(おおつかともゆき)町長に提出し、建設候補地を(1)町役場周辺(2)陶芸メッセ周辺(3)中央公民館周辺(4)益子駅周辺-とした。

 20年11月に組織された策定委(加藤義勝(かとうよしまさ)委員長)は今年2月12日、会合を開き各候補地について協議。利便性の高さや水害の浸水想定区域外であることなどから、20年度にスタートした町役場周辺の土地区画整理事業地を推す意見が多数を占めた。