運転免許を自主返納した高齢者に自転車ヘルメットを無料で提供する県の事業で、初年度の2016年度に交付を受けた人の使用率は56%だったことが29日までに、県県民生活部のアンケートで分かった。

 運転免許返納者の交通手段となり得る自転車での交通死亡事故を防ぐのが狙い。過去に自主返納した人が対象で、16年度は7月以降、260人に配布した。

 県くらし安全安心課によると、アンケートはヘルメット配布の約3カ月後に実施。154人が回答し、回答率は59・2%だった。使用していない理由として「面倒くさい」「格好悪い」「髪形が崩れる」などがあったという。