県内の新型コロナウイルス感染者数

県内の新型コロナウイルス感染者(31日発表)

県内の新型コロナウイルス感染者数 県内の新型コロナウイルス感染者(31日発表)

 栃木県と宇都宮市は31日、新たに計48人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。栃木市内の事業所では県内47例目のクラスター(感染者集団)も確認された。また県は31日、これまで県内で感染が確認された20代男性2人が変異株だったと発表した。県が公表している県内在住者の変異株感染は計4人となった。

 1日当たりの新規感染者数が40人以上となるのは1月29日以来、約2カ月ぶり。

 県内の病床使用率は3月30日現在で20・3%。県の警戒度「ステージ3」(感染急増)の数値を超えた。県は感染状況がリバウンド傾向にあるとして「気を緩めず引き続き感染防止対策をしてほしい」と呼び掛けている。

 変異株の2人は県保健環境センターの検査で分かった。「N501Y」という変異が起きた株で、英国やブラジルなどで確認された変異株が含まれる。今後国立感染症研究所でゲノム解析を行う。

 2人はいずれも重症化しておらず、県内の医療機関に入院中。感染経路や接触者などを調査している。

 新規感染者は10歳未満~90代の男女。いずれも重症化していない。居住地別では栃木市13人、真岡市11人、小山市5人、宇都宮市4人、足利市、鹿沼市各3人、佐野市、下野市、野木町各2人、さくら市1人。県外2人。

 クラスターが確認された栃木市内の事業所は、従業員8人が新たに感染し、感染者は計9人となった。県によると手指消毒などの感染対策が不足していたという。今後同僚や家族などを検査する。

 県と宇都宮市は31日、計195件検査(委託分は未集計)。累計検査件数は17万1869件、退院者4431人、入院者81人、宿泊療養者68人、入院調整中58人、重症者2人。