【宇都宮】市は30日までに、次世代型路面電車(LRT)沿線の平出町と下平出町に「トランジットセンター(TC)ゾーン」として整備する都市公園の都市計画素案をまとめた。名称は「東部総合公園」。区域はLRT停留場北側の約3.6ヘクタールとした。
29日、平石地区市民センターで開催した地元住民向け説明会で明らかにした。
TCはLRTとバスや自転車などとの乗り換え施設。TCゾーンは民間の手法を活用し、TCと一体的に整備する。3人制バスケットボールやスケートボードといった都市型スポーツを基本とした交流施設のほか、農産物の直売所、カフェやレストランなどの立地も想定している。
4月5日に素案の縦覧を始め、市民からの意見書を受け付ける。公聴会や審議会を経て、8月ごろ都市計画決定を告示する。都市公園の愛称は、整備後に一般公募する予定。