一般車両の供用開始となった総合スポーツゾーン西側のラウンドアバウト=30日午前10時、宇都宮市西川田地区

 栃木県宇都宮市西川田地区の総合スポーツゾーン西側市道に設置された円形の環状交差点(ラウンドアバウト)が30日に開通した。県内2カ所目、市街地では初の設置となった。

 同交差点は環道を走る車両が優先のため、通行車両は手前で減速・徐行し、安全確認して進入する。時計回りで走行し、出る時は左折合図する。一時停止せずに通行できる上、通過速度が低いため、重大事故の防止が期待できる。

 午前10時の供用開始前には、自治体や地元関係者ら約30人が交通安全を祈願した。通り初めとして県警の白バイやパトカーが、赤色灯をつけながら環道を3周した。通行車両は自然に速度を落として続々と環道を回っていった。慣れないためか左折合図を忘れる車両も目立った。

 整備に当たった県宇都宮土木事務所の柴誠(しばまこと)所長は「利便性に優れた交差点であり、地元のランドスケープとして愛されるようになれば」と期待した。