東京五輪聖火リレーは28日、福島県から舞台を移し、本県でスタートを切る。初日は足利市を午前9時15分に出発し、8市町約16・6キロを92人のランナーが走る。2日目は100人が宇都宮市までの8市町をリレーする。コロナ禍の中、県内各地の名所を回りながら、いかに混乱なく聖火をつなげられるか注目される。

 初日は足利市総合運動公園で出発式を行い、国宝の鑁阿寺(ばんなじ)本堂前を抜ける。同市内ではあしかが輝き大使のタレント勝俣州和(かつまたくにかず)さん(56)らが登場する。茂木町では真岡鉄道SLとの並走、栃木市では巴波川の遊覧船に注目が集まる。

 那須烏山市では国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産「烏山の山あげ行事」の関連施設を巡る。午後8時12分にJR烏山駅前へ到着し、セレブレーションで祝う。

 29日は午前9時に那須町芦野の遊行庵(あん)を出発し、世界遺産「日光の社寺」など約19・1キロを回る。宇都宮市では大通りを自転車で走り抜け、午後8時3分に県庁でゴール。次の群馬県へ聖火を託す。