献花後に雪崩事故現場に向かって手を合わせる遺族=26日午後3時、那須町湯本

 2017年3月、那須町の国有林で登山講習会に参加していた大田原高の生徒7人と教員1人の計8人が亡くなった雪崩事故は、27日で発生から4年を迎える。26日には現場付近の小丸山園地展望台(那須町湯本)で、遺族と栃木県教委、県高体連による初の合同追悼式が営まれた。

 雪交じりの冷たい風が吹き荒れ、事故発生当時を思わせる天候となった。午後2時半、献花台の前には参列者46人が並び、雪崩が起きた山の斜面に向けて黙とうをささげた。

 追悼の辞では、犠牲となった奥公輝(おくまさき)さん=当時(16)=の母友子(ともこ)さんが「あなたと過ごした日々は私たちにとって宝物であり、かけがえのない時間でした」と語り掛けた。

 荒川政利(あらかわまさとし)県教育長や丸茂博(まるもひろし)県高体連会長も追悼の言葉を述べ、事故の再発防止を誓った。最後に参列者全員が献花し、8人の冥福を祈った。