足利市など県南を中心とした7市町の文化財を特別公開するイベントが、6月1日からスタートする。JRグループの大型観光企画「デスティネーションキャンペーン(DC)」を来年に控えたプレDC企画の一環で、足利、佐野、栃木、小山、下野の5市と、壬生、野木の2町の計26件の文化財を、市町ごとに期間を決めて公開する。半数以上が通常は非公開で、文化財を活用し、観光周遊客の増加を目指す。

 7市町と観光協会などで構成するDC実行委員会県南地域分科会が主催。県内では県南に加え日光、那須、県央、県東の計5分科会が発足し、DCに合わせてそれぞれ観光誘客のための企画を実施している。

 県南のイベントは、足利市が毎年秋に行っている文化財一斉公開をモデルに開催する。普段は非公開のものでも見学可能とすることで、文化財をきっかけに、各市町の観光資源にも目を向けてもらうことが狙い。

 公開するのはほとんどが国や県、市の指定文化財となっている彫刻や絵画、建造物などで、各市町が3~4件を選定。期間もそれぞれ異なり、全地域をくまなく回れるようにしている。