28日に開かれる天狗王国まつり

 【大田原】新型コロナウイルスの影響で昨年8月から延期されていた「天狗(てんぐ)王国まつり」が28日、佐良土の県なかがわ水遊園内の特設会場で開かれる。3回の延期を乗り越え9カ月ぶり。「コロナ禍でも実現できる催し」を模索し、感染予防のため例年より小規模に抑えつつ、マルシェでもテークアウトメニューを用意したり、屋外のコーヒーイベントを取り入れたり。実行委員会は逆境でも湯津上地区を挙げてのイベントを継続し、地域の人々を元気づけたい考えだ。

 まつりは湯津上商工会などの実行委員会が主催する恒例行事。春はマスつかみどり、秋は2019年からはマルシェをメインに開催してきた。本年度はコロナの影響でマスつかみどりは中止し、代わりに昨年6月、マルシェのテークアウト会場を設置。その後3回の開催を予定したが、延期を余儀なくされた。

 今回は新年度に向け、コロナ禍でも実現できる催しの在り方を提案しようと企画した。

 地元の食を提供する「まるごとマルシェ大田原」には市内のレストランやラーメン店、和菓子店など約10店舗・団体が出店し、テークアウトの商品も用意。芝生でくつろぎながらコーヒーを楽しむ屋外のイベント「大田原コーヒーピクニック」(実行委員会主催)も開催され、県内のカフェや焙煎(ばいせん)所など約15店舗が出店する。

 ミニライブも行い、観光案内や「大田原ブランド」認定品紹介などのブースも設ける。

 来場者には検温と問診を行い、腕に目印を付けてから入場してもらう。席や順番待ちの列は間隔を取るよう促し、テーブルやカウンターはこまめに消毒する。

 実行委の越沼哲士(こしぬまてつお)商工会長(57)は「コロナ禍で頑張っている事業者や市民の皆さんを応援したい」と話している。午前10時半~午後3時。(問)実行委事務局0287・98・2527。