静岡県内のライブハウスで釜石応援ソングを歌う長山さん(2019年)

 【小山】元ラガーマンでシンガー・ソングライターとしても活動する雨ケ谷、会社員長山時盛(ながやまときもり)さん(58)がこのほど、自作CDの売り上げ20万円を岩手県の「釜石市ラグビーこども未来基金」に寄付した。東日本大震災から10年。選手として、人として成長させてくれた地域の復興に向け「少しでも力になれたら」と支援を続けている。

 長山さんは社会人ラグビーの名門・新日鉄釜石(現釜石シーウェイブス)の元選手で主将も務めた。震災の2カ月後に現地で見た惨状を原点に、昨年、津波被害の爪痕が残る第二の故郷への思いや再起の願いを歌った「釜石 IS ALRIGHT!」「恋の峠」の2曲を収録したCD1千枚を自主制作し、約400枚を手売りした。