宇都宮市役所

 宇都宮市は25日の定例記者会見で、新型コロナワクチンの高齢者向けの接種を4月12日から始めると発表した。高齢者施設の入所者を優先して始める。市によると、栃木県内で最も早い高齢者向け接種となる。

 ワクチンは4月5日以降、市の高齢者人口の約1.5%に当たる1950人分が県から配送される予定。クラスター(感染者集団)の発生防止や、基礎疾患のある高齢者がいる可能性が高いことなどを考慮し、まず特別養護老人ホームなどの施設入所者約2200人を接種対象とした。

 接種は各施設で行い、それぞれ嘱託医の対応を基本とする。対応できない場合は、連携する市医師会から医師を派遣する。

 市保健所は現在、接種希望調査を行っており、4月上旬にも接種券を発送する。入所者以外の高齢者には同下旬以降に発送し、医療機関での個別接種や市内17カ所での集団接種で対応する予定。佐藤栄一(さとうえいいち)市長は「円滑なワクチン接種に向け、万全の体制で臨む」とした。