県内用途別地価の平均変動率の推移

 国土交通省は23日、2021年1月1日時点の公示地価を発表した。県内全体(全用途)の1平方メートル当たりの平均価格は4万2300円となり、29年連続で下落した。下落幅は前年比0・4ポイント増のマイナス1・1%となり、2年連続で拡大した。用途別では住宅地、商業地の下落幅が広がり、2年連続で上昇していた工業地も下落に転じた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う不動産取引の停滞などの影響で、県全体として下落基調が強まった。

 地価公示では土地の取引価格の指標などのため、選定した標準値の1平方メートル当たりの価格を判定する。県内は住宅地350、商業地97、工業地19の466地点で調査した。

 新設や選定替えの4地点を除き、上昇したのは住宅地41、商業地12、工業地7の計60地点で、前年より38地点減った。一方、下落したのは住宅地278、商業地65、工業地7の計350地点で、59地点増えた。