那須拓陽高食品化学同好会の生徒ら

 【那須塩原】技能振興や人材育成に役立つ特色ある取り組みを選定する厚生労働省の2020年度「地域発!いいもの」に、那須拓陽高が市と共同開発した乳酸菌飲料「拓陽キスミル」を通じた同校食品化学同好会の取り組みが、県内で初めて選ばれた。生乳生産本州一の市の乳製品のPR活動や、市内小中学校への製品提供を通じた食育活動などが高く評価された。

 拓陽キスミルは、同校食品化学科が那須町の「森林ノ牧場」などから技術指導を受け16年に開発した。

 同校の乳牛から搾乳した生乳を100%使用し、遠心分離機で採った脱脂乳に乳酸菌、砂糖を加えて濃縮タイプの原液にし、水や牛乳と割って飲む。「牛乳が苦手な人でも飲めるようになる」のが売りで、今では地元スーパーや道の駅などでも販売している。