【野木】町教委は本年度、町内の学生を支援する給付型奨学金制度を新設し、7月から大学、短大、専門学校の1年生と高等専門学校4年生を対象に募集を始める。学習機会の均等化を目指し、経済的に困窮する世帯の学生を対象に月2万円を給付していく。町教委によると、自治体が返済不要の奨学金制度を整えるのは県内で5例目。町こども教育課は「向学心に燃える町民が大学や専門学校などへの進学を諦めないように助成していきたい」としている。

 能力があるにもかかわらず経済的な理由で修学困難な学生らに奨学の措置を講じることで、教育の機会均等を図り、社会に貢献できる有為な人材を育成する狙い。

 町教委は貸与型の奨学金の場合、奨学生が返済に苦しむ可能性もあるとして、給付型にした。奨学生に対し、在学する学校の正規の就業期間内に月2万円を給付する方針で、本年度町一般会計予算に250万円を計上した。

 対象は大学、短大、専門学校、高等専門学校(4、5学年および専攻科)に在学する人。本人または本人の生計維持者が町内に居住しており、住民税所得割非課税世帯であることなどが条件。