和泉市長(前列右)に感謝の手紙を手渡す第一中生徒会

伊勢神社境内に水で描かれた「ありがとう」の文字

第二中の体育館に掲示された感謝の言葉(足利市提供)

足利短大付属幼稚園の園児が作った貼り絵

和泉市長(前列右)に感謝の手紙を手渡す第一中生徒会 伊勢神社境内に水で描かれた「ありがとう」の文字 第二中の体育館に掲示された感謝の言葉(足利市提供)
足利短大付属幼稚園の園児が作った貼り絵

 【足利】両崖山の山林火災で一時休校を余儀なくされた第一中の生徒会は22日、市役所を訪れ、消火活動を指揮した和泉(いずみ)聡(さとし)市長らに感謝の手紙を手渡した。一方、市内では空と陸から消火活動に当たった隊員らに向けて、市民が感謝を伝える動きが相次いだ。

 塚田良雄(つかだよしお)校長(56)、生徒会長の2年石井真綾(いしいまあや)さん(14)ら計10人が訪れた。

 火災時、現場に近い同校周辺には、消防車両や自衛隊の消火ヘリコプターが行き交い、緊迫。多くの生徒が火煙に恐怖を感じたという。石井さんは市長宛ての手紙で「支えの中で生活できていることをより深く感じた。皆さんの姿は大人になっても忘れない」と感謝を伝えた。

 また全生徒215人が感謝の言葉を模造紙27枚に寄せ、活動に携わった市内外の27団体に送るという。

 感謝を表明する動きは市内で広がった。伊勢町2丁目の伊勢神社境内では、上空のヘリに向けて提箸照之禰宜(さげはしてるゆきねぎ)(48)の家族がジョーロで「ありがとう」の文字を描いた。

 避難所となった第二中の生徒会は「足利のためにありがとう!」の文字を体育館の窓に掲示。足利短大付属幼稚園の園児らは、ヘリや消防車、隊員を描いた貼り絵を作り市に寄贈した。

 和泉市長は「ヘリの音や煙に苦情もなく、市民の理解と激励があり火と戦えた」と述べた。