かれんな花を咲かせるイワウチワ=22日午前10時、那珂川町富山

 春の訪れを伝える山野草のイワウチワが栃木県那珂川町の山林で見頃を迎え、淡いピンクのかれんな花が訪れた人の心を和ませている。

 春の訪れを伝える山野草のイワウチワが那珂川町の山林で見頃を迎え、淡いピンクのかれんな花が訪れた人の心を和ませている。

 イワウチワは葉がうちわに似ている多年草。今年は冬の少雨の影響で、例年より1週間ほど遅い18日ごろに咲き始めた。

 22日は薄曇りの天気の中、同町の富山舟戸いわうちわ保存会(益子操(ましこみさお)会長)が管理する富山舟戸地区のヒノキ林に朝から見物客が訪れ、カメラやスマートフォンで撮影していた。2人で訪れた那須烏山市月次(つきなみ)、澤村絹代(さわむらきぬよ)さん(72)、同所、長谷川静江(はせがわしずえ)さん(81)は「幻想的な雰囲気の中でひっそりと咲く花がかわいらしいですね」と見入っていた。

 見頃は4月10日ごろまで。町観光協会によると、近くの富山金谷地区の群生地は今年は開山していない。