演奏をする子ども疎水太鼓の6年生

風船を空に飛ばす槻沢小の卒業生

演奏をする子ども疎水太鼓の6年生 風船を空に飛ばす槻沢小の卒業生

 【那須塩原】新型コロナウイルス感染拡大の影響で学校生活が制限される中、卒業する6年生へ最後にいい思い出を残してあげようと、市内20小学校で卒業式が行われた19日、保護者らが独自のイベントを各所で実施した。

 西小では午後6時ごろから、西公民館で「子ども疎水太鼓」に所属する6年生13人の演奏と花火70発の打ち上げが行われた。「子ども疎水太鼓」は同校の4~6年生が所属。新型コロナ禍で地元の祭りが中止され、演奏する場所を失った子どもたちに最後の舞台を提供しようと6年生の保護者らが企画した。

 同級生が見守る中、13人は「疎水祝太鼓」と「めばえ」の2曲を披露。リーダーを務める阿久津苺花(あくついちか)さん(12)は「こんな状況でも演奏の機会をもらえて感謝しかない。緊張したけど、最後に自分の成長した姿を見せようと演奏した」と話した。

 槻沢小では卒業式の後、サプライズの卒業セレモニーを実施。地元の西那須野消防団による放水を背景に、6年生と保護者が青空へ約200個の風船を飛ばして卒業を祝った。西脇叶(にしわきかなた)君(12)は「イベントを用意してくれていてびっくりした。うれしい」と喜んだ。また、大山小でもPTA主催のバルーンリリースが同日に行われた。