県は5月8日から、県内製造業に就職する大学生らの奨学金返還を支援する「とちぎ未来人材応援事業」の助成金支給対象者の募集を始める。初めて実施した昨年度、応募が振るわなかったことを踏まえ、2カ月半余りだった募集期間を最大で来年2月9日まで延長するとともに、年度途中からだった周知活動は今月下旬からに早める。周知活動にも力を注ぐ。

 同事業はものづくり県の本県製造業支援が目的。原資となる基金には県や企業などで2億6千万円を積み立てる。企業などの寄付による積み立て分(目標額1億円)は3月末現在、3931万円で、本年度は2千万円を募る考え。支給対象者は2019年度までに計200人を予定している。

 しかし、昨年度は定員50人の募集に対し応募は伸びず、募集期間を当初の10月約1カ月間から12月下旬まで1カ月半余り延ばしたものの、応募は20人と、定員の半数にも満たなかった。

 周知活動は時期を早めた上で、都内の大学など97校(4月1日現在)のUIターン就職促進協定締結校や県育英会を通じて行い、該当者の掘り起こしを図る。