花を開かせる宇都宮地方気象台の標準木=20日午後0時25分、宇都宮市明保野町

 春分の日の20日、宇都宮地方気象台は宇都宮市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。平年より12日、昨年より1日早く、観測史上トップの2002年(3月18日)に次ぐ2番目の早さ。1週間ほどで満開になる見通しだ。

 この日午前、宇都宮市明保野町の気象台敷地にある標本木で、発表の判断基準である「5、6輪以上の開花」が観測された。曇天ながらも、時折晴れ間がのぞいたことが影響したとみられる。同所近くの新川沿いでも桜がほころび始めた。

 標本木の花に見入った宇都宮市、会社員海老澤八一(えびさわやいち)さん(72)は「春らしい雰囲気。県内で新型コロナウイルス感染者が増えているので、花見は慎重に考えたい」と話した。