栃木県内の公立258小学校で19日、卒業式が行われ、卒業生はたくさんの思い出を胸に学びやを巣立った。
日光市小百の小百小では、青木一夏(あおきいちか)君(12)と青木栄太(あおきえいた)君(12)の2人が卒業式に臨んだ。在校生15人と保護者、教職員が見守る中、2人は少し緊張した面持ちで金子伸示(かねこしんじ)校長から卒業証書を受け取った。
金子校長は「自信と感謝の心を忘れないことがバランス良く備わった時、2人の未来は明るいものになる」と激励。2人は「学んだことを胸に、自信を持って新しい世界に飛び立つ」などと門出の言葉を述べた。
式の後、一夏君は「お祝いの言葉をもらったので中学校でも頑張りたい」、栄太君は「学校での日常会話などが一番思い出に残っている」とそれぞれ話した。
県教委によると、本年度の公立小学校(347校)の卒業生は約1万6700人だという。