炎を上げて燃え広がる山林火災現場=17日午後11時半、足利市利保町

 17日午後11時5分ごろ、栃木県足利市利保(かかぼ)町の山林から出火しているのを近隣住民が気付き110番した。下草など約173平方メートルを焼いた。

 足利署などによると、現場は新山町の市斎場から東に約100メートルの袋川沿いで、遊歩道がある。近くに住宅地があり、市消防本部と市消防団の車両8台計75人が急斜面にホースを延長して放水、約1時間半後に鎮火した。

 15日の両崖山鎮火宣言から2日後の山林火災に、袋川付近の住宅地では住民が路上で心配そうに消火活動を見守った。帰宅した孫から「山が燃えている」と聞き119番した利保町1丁目、パート春木(はるき)めぐみさん(60)は「下の方に見えていた火が次第に上へ広がり大きくなった。不審火ではないかと不安になる」と疲れた様子だった。

 市消防本部は「雨が少なく乾燥状態が続いている。火の取り扱いに十分注意してほしい」と呼び掛けている。