県は本年度、とちぎ版文化プログラムの「リーディングプロジェクト事業」の一環として、美術館などの県の文化施設で“祭り”を統一テーマに連携企画を展開する。県が率先して事業を行うことで、文化による東京五輪・パラリンピックへの参加機運を高め、県内の文化活動の活性化を目指す。

 連携企画の第1弾として、県立美術館は15日~7月2日、コレクション展「寿(ことほ)ぎの美術」を開催。収蔵作品から祝祭的な内容を持つ日本画や工芸品など約120点を展示する。

 県立博物館は29日~6月15日、昨年ユネスコ無形文化遺産に登録された「烏山の山あげ行事」と「鹿沼今宮神社祭の屋台行事」を中心に紹介する企画展「とちぎの山・鉾(ほこ)・屋台」を開催し、屋台の実物展示や実演などを行う。

 県総合文化センターは6月24日、祭りがテーマのコンサートを開催。よさこいやお神楽、獅子舞とジャズの競演などが披露される。美術館と博物館は県民が参加できるワークショップなども企画しており、県県民文化課の担当者は「各施設で祭りの歴史などを知り、実際の祭りに足を運んでもらえれば」と話している。