新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は17日、県内で感染が確認された県内在住の20代男性の新型コロナウイルスが、英国で報告されている変異株だったと発表した。県内在住者の変異株への感染は2人目、県内で確認された新型コロナ感染者としては初めて。

 変異株が確認された男性は県内の事業所に勤務しており、2月中旬に発症し、入院した。軽症で下旬に退院。県保健環境センターが今月9日、国立感染症研究所へ男性を含む感染者の検体を送って変異株かどうか調べたところ、16日に確認の報告があった。

 男性は渡航歴や不特定多数との接触はなく、県外との往来も否定している。男性の濃厚接触者だった同僚や知人計6人も新型コロナに感染したが変異株ではなく、別の経路で感染したと考えられるという。

 現在、男性を含め周辺者の健康に異常はなく、新たな感染者が確認されていないことから、県は「感染拡大の恐れはない」としている。