参道の坂を駆け上がる花家体=2019年4月17日午前、日光市山内

 【日光】新型コロナウイルスの影響で、山内の日光二荒山神社の例祭「弥生祭」の「付祭(つけまつり)」と「宵祭(よいまつり)」が昨年に続き中止となる見込みであることが8日、関係者への取材で分かった。

 昨年同様、関係者らによる神事のみ実施する予定。

 同日、同神社の氏子会や付祭保存会の代表者らが協議し、新型コロナの感染状況を踏まえ中止する方針を決めた。

 日光に春の到来を告げる弥生祭は例年、4月13~17日の5日間行われ地元住民や多くの観光客らでにぎわう。

 付祭は最終日の17日、市観光協会主催の宵祭は16日にそれぞれ行われる奉納行事。付祭はおはやしを奏でながら街を練り歩いた花家体(やたい)が境内へ入る祭のハイライト「繰り込み」などが行われる。

 氏子会の真杉瑞夫(ますぎみつお)会長(74)は「実施できる状況ではなくやむを得ないが、昨年に続き中止せざるを得ず残念。早くコロナが収束する事を願っている」と話した。