日光山輪王寺の僧侶が147体の雛人形を供養した

 日光地域の商店などでひな人形を飾るイベント「日光鉢石(はついし)宿のおひなさま」が本年度で終了することを受け、栃木県日光市御幸(ごこう)町の日光郷土センターで16日、イベントで使用されたひな人形の供養が営まれた。

 イベントは日光街道の最終宿場町・鉢石宿の地域活性化などにつなげようと、ひな祭りの時期に毎年開催。16回を数えたが、今回で終了する。

 イベントに際し、これまで市内外から多くのひな人形を譲り受けたが、同センターでの保管も難しいことから、山内の日光山輪王寺に依頼して人形を供養した。

 この日は、地元関係者らが集まる中、2人の僧侶が147体の人形から魂を抜いて供養。その後、参列者は人形を前に焼香して手を合わせた。後日、人形のお焚(た)き上げが行われる。実行委の佐藤喜久子(さとうきくこ)代表は「供養して頂きありがたい。人形たちも喜んでいると思う」と話した。